外資系企業への転職完全ガイド:気を付けたい注意点3つ | mikolog

外資系企業への転職完全ガイド:気を付けたい注意点3つ

英語・転職・外資系

外資系企業に転職を考えるにあたり、リサーチすべきこと、理解しておきたいこと、そして実際の転職活動など、準備は多岐にわたります。

筆者が実際に外資系企業に何回か転職した時に役立った情報や、働き始めてから実務で必要になったことを元に、注意点をまとめています。

これを読めば、以下のことがわかっちゃいます。

  • リサーチ段階:日系企業と外資系企業の違いとは
  • 実際に外資系企業への転職活動を行う時のポイント
  • 内定後:外資系企業で働くにあたって覚えておきたいこと

早速読んでみましょう!

リサーチ段階:日系企業と外資系企業の違いとは

日系企業と外資系企業、どちらがより自分が合っているか?これは最終的には入ってみないと分からないものの、入社前にある程度リサーチも可能です。

  1. カルチャー面
  2. 有給休暇・ワークライフバランス面
  3. 業務面

この3点をリサーチして、だいたいの雰囲気を掴んでおきましょう。

①カルチャー面

まずは、カルチャー面について。

筆者の日系企業・外資系企業での経験と、複数の友人からの情報を総合すると、だいたい日系と外資系で大きく分かれる印象。

例えば大きく異なる点の一つが、社内メールや、遅刻欠勤の連絡お作法です。日系企業、特に大企業の社内メールでは、要件だけでなく「クッション言葉」や「定型文」が毎回必要。

一方、外資系の社内メールでは、クッション言葉の簡略化が許される場合が多かったです。

こういった実際の事情については、外資系と日系どっちが働きやすい?カルチャーの違い・よかった点を比較してみたの記事に詳しくまとめています。

どちらのコミュニケーションが自分に合っているか、記事を読んで分析されてみても面白いですよね。

②有給休暇・ワークライフバランス面

次に有給休暇・ワークライフバランス面です。これは重要であり、なおかつ面接でなかなか聞きづらい部分です。

実際に日系企業と外資系企業に在籍してみて、有給休暇・ワークライフバランス事情をじっくり比較したのが、外資系企業に転職したら、休みは取れるの?実際のワークライフバランスを比較してみたという記事。

日系企業では、有給休暇はあっても取りづらく、いわゆる「絵に描いた餅」のような部分がありました。

また、外資系企業では有給休暇は取れても、その仕事量の多さから休むに休めない部分があるなど、一長一短。

気になる年収面についても比較してますので、是非読んでみてください。

③業務面:航空業界の場合

そして業務面です。ここは業界・職種によって異なりますよね。筆者の場合は航空業界に長くいたので、本ブログでは、楽しくて厳しい(?)エアライン業界について書いています。

例えば「オーバーブッキングって何で起きるの?」とか、「荷物が届かないのはなぜ?」といった技術的な部分から、「女の世界って実際どうなの?」といった部分まで、幅広くカバーしています。

Working at Airportのカテゴリーにまとめてあり、航空業界で働いてみたい方はもちろん、エアラインマニアの方、一般の方にも楽しんでいただける内容です。ぜひ読んでみてください!

実際に外資系企業への転職活動を行う時のポイント

実際に外資系企業への転職活動を行うにあたり、避けては通れないのが下記の工程です。

  1. 企業への応募(転職サイト、転職エージェントの利用)
  2. 英語面接の準備
  3. リファレンスチェックの準備
  4. 英語の勉強(TOEIC受験)

それぞれ注意したいポイントを詳しく書いてあるので、見ていきましょう。

①企業への応募(転職サイト、転職エージェントの利用)

企業への応募にあたり、最近では「転職サイト」や「転職エージェント」を利用する方も多いですよね。

でもちょっと待ってください。「転職エージェントのクライアントは誰か?」って、考えたことありますでしょうか。

実は、転職エージェントのクライアントは「企業様」であって、「候補者」ではないのです。

この辺りの事情を理解したうえで、「転職サイト」や「転職エージェント」を利用している人は意外と少ないのではないでしょうか。

こういったお金の流れに基づいた関係構築方法について、実体験を元に有料級の情報を書いた記事が、外資系企業への転職:誰も教えてくれない転職サイトや転職エージェントのビジネスと、上手な付き合い方のコツです。

仮に、ビジネス構造を理解せずにこうした転職サービスを利用した場合、貴重なチャンスを逃してしまったり、転職活動が長引いてしまう可能性があります。

忖度なしで書いてますので、ぜひ読んでみてください。笑

②英語面接の準備

そして、英語面接の準備も大切ですよね。

筆者は仕事柄、外資系企業で英語のプレゼンテーションをする機会が多かったため、相乗効果で面接スキルが上達してました。自分自身の英語面接の通過率を試しに数えてみたところ、8割以上という結果に。(日本語面接より、英語の方が通過率が高かったりします)

その経験をもとに、外資系企業への転職時の英語面接:話し方のコツと練習方法の記事では、面接前の準備と練習方法や、説得力がある英語の話し方のコツについて、学校では教えてくれない実践ノウハウを書いてます。

③リファレンスチェックの準備

また外資系企業の中には、リファレンスチェックを行う会社があります。

リファレンスチェックは選考の一環で、候補者の仕事ぶりなどについて、第三者に客観的な意見を聞くというもの。文書や電話でのリファレンスチェックがありますが、その内容はなかなかオープンになりづらい部分です。

【体験談】外資系への転職で会社の上司にリファレンスチェックをお願いしてみたの記事では、そんなリファレンスチェックを何度も乗り切った時の経験や、同僚・友人のリファレンスチェック経験談をもとに、あまりオープンにならない部分を徹底的に書いています。

ちなみに、本ブログで一番読まれている記事がこちらです。皆さまありがとうございます!

④英語の勉強(TOEIC)

そして忘れてはならないのが、英語やTOEICの勉強ですよね。

「外資系企業を目指して、TOEIC800~900点ぐらいは取っておきたいけど、色んな事情で留学は難しい!」という方向けに、英語独学でのTOEIC900以上の取り方と、留学なしで外資系企業で働いてみた結果の記事で、筆者が独学でTOEIC900以上を取った時の勉強方法をまとめています。

留学しなくても、TOEICである程度のスコアを取り、外資系企業で働くことは十分可能。ただし、効果的な勉強方法を実践することがポイントになってきます。

この記事には、筆者の勉強方法とともに「留学なしの英語力で、果たして外資系企業でどこまで通用するのか?」についても、実際の所を書いています。こちらも必読。

内定後:外資系企業で働くにあたって覚えておきたいこと

内定後、実際に外資系企業で働くことになった!という場合に、お伝えしておきたいことがいくつかあります。

  1. これだけは押さえておきたい英語表現
  2. 外資系企業の会議は「沈黙は悪」って本当?
  3. 自分の面倒は自分で見る:コーチング理論と応用方法

どれも重要事項ばかり。知らないと自分が恥をかいてしまうことも!

①これだけは押さえておきたい英語表現

職位・職場によって英語の使用頻度や、必要なレベルは変わってくるもの。

それでも、筆者が長年働いてきた結果、最低限「これだけは」知っておきたい、これを知らないと実務で損をする、という基本的な英語表現は存在します。

英語できない人が外資系企業に転職する前に覚えておきたい英語表現5つの記事では、例えば日本語と英語で若干使い方が異なる”I’m sorry”の使用方法などに焦点を当てて、日本人が知らないけど外資系企業でよく使う英語表現や、非ネイティブが恥をかかないための英語表現を紹介しています。

筆者は帰国子女でもネイティブスピーカーでもありませんが、英語でのビジネスの場数は踏んでいます。非ネイティブだからこそ分かる、「これは知っておきたかった、読者の方に伝えたい」と思った部分を、実例付きで掘り下げてます!

②外資系企業の会議は「沈黙は悪」って本当?

日系企業の会議は、すでに予定された項目(8割がた決定していること)を1から10までさらっていくことも多かったりします。そう、大事なのは全体の「流れ」であり、末端の社員が個人の意見を言うことは、実は偉い人は望んでなかったりするんですよね。

一方、外資系企業では「沈黙は悪」。ディスカッションが好まれるとともに、会議中に発言のない人間は「存在価値が無い」と思われてしまうことも。

その辺りの実際の事情や、英語が慣れていなくてもうまく切り抜ける方法について、外資系企業の会議は「沈黙は悪」!?英語の電話会議のコツ、内容がよく分からなかった場合の乗り切り方とはの記事で紹介しています。

③コーチング理論と応用方法

日系企業では社員人数が多いので、業務外のメンターがいたり、上司や先輩が丁寧に面倒を見てくれることも多いですよね。

一方、外資系企業では、基本的に余分なマンパワーがいないことが多いので、自分の面倒は自分で見る、という自立した姿勢が大事になってきます。そこで大切になってくるのが「コーチング」の考え方。

外資系パーソン必須:「コーチング」の考え方を勉強する講座に行ってみた結果の記事では、筆者がコーチングを受けてみたびっくり体験と実務への応用方法を書いています。

実際にコーチングを受けて自分でも学んでみて、実務にも即応用できるスキルであり、外資系パーソンにとっては必須の知識だと実感しました。

コーチングのどういう点が優れているのか、そして、どうすれば実務に応用できるのか、という理由について詳しく掘り下げています。

この記事を読めば、もはやコーチング講座を受けなくても良いかもしれません!笑

まとめ

以上、筆者が実際に外資系企業に転職した時に役立った情報や、働き始めてから実務で必要になったことを元に、以下の注意点をまとめました。

  • リサーチ段階:日系企業と外資系企業の違いとは
  • 実際に外資系企業への転職活動を行う時のポイント
  • 内定後:外資系企業で働くにあたって覚えておきたいこと

最終的には「入社してみないと分からない」部分もあるとはいえ、なるべく事前に情報収集して、効果的に転職活動したいですよね。

読者の方の転職活動がうまくことを心から祈っています!

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