転職先を探す時に、どうやってリサーチしていますか?ほとんどの人は、あまり時間をかけられず、現職の片手間にパパっと情報収集して、応募先を探すことが多いのはないでしょうか。
そして応募方法も、「転職サイト、転職エージェント、自分での応募」など、多種多様。いったいどの方法が一番ベストなの?と思ったことがある方もいるはず。
今回は、筆者が外資系企業へ転職し、年収アップした経験を元に、転職活動での効果的なリサーチ方法と、各プラットフォームの使い方について、体験談とともに本音で考察してみます。
これを読めば、「企業側の視点で見た採用活動とは、LinkedIn・ビズリーチの効果的な使い方、縁故採用・リファーラルで注意したいこと、募集が無くても履歴書を送って良いのかどうか」について、分かっちゃいます!
早速読んでみましょう。
行きたい会社のHPで募集を見つける
最も一般的で手っ取り早い方法の一つは、行きたい会社のHPで募集を見つけて、自分で応募すること。筆者の周りで転職に無事成功したのは、このパターンが一番多いです。筆者自身も、内定をもらった回数が最も多いのは、この「会社のHPから応募」した場合でした。
確認方法はいたって簡単、自分が興味のある会社のHPに行き、「採用情報」のページに行き、何か情報が出ているかチェックするだけ。
例えば航空業界内での転職であれば、こんな感じです。
- 航空業界の会社リストみたいなものをWEBで見つける
- 会社リストの最初から順番に、企業名をクリック(または検索)し、会社のHPに入る
- そこで「採用情報」や「Career」のページを確認する
もしその会社が、採用ポータルサイトのようなものを持っていた場合は、そこにも登録し、自分に採用情報が入ってくるようにしておきます。
ここで少し、「中途採用の背景」を考えてみます。
新卒採用と違って中途の場合は、「欠員募集」がメイン。欠員が出たら、募集をかけ、それを自社HPなどで告知する流れです。こうした「自社HP」での募集のかけ方は、企業にとっては「転職サイト」や「転職エージェント」を使って募集をかける場合に比べて、費用が少なくて済みます。
ゆえに、転職サイトやエージェントといった人材紹介会社を通して応募した場合と比べて、「自社HP」からの応募の方が、内定・オファーが出やすいと考えられます。企業は、人材紹介会社に手数料を払うことで、そのサービスを受けているからです。
そう、人材紹介会社のクライアントは、企業なのです。
このロジックを説明するために、少し、企業側の視点で「採用活動」について見てみましょう。これらの情報は、求職者としても一度は頭に入れておいて損はないはず!
企業側の視点で見た「採用活動」とは
採用経費:自社HP・転職サイト・転職エージェントの違い
企業側が「採用活動」を行うにあたり、転職サイト・転職エージェントなどの人材紹介業者に支払う手数料は、およそ次のような予算感と言われています。
- 転職サイトに募集広告を出す場合の費用:30-50万円
- 転職エージェントに依頼する場合の費用:内定者の年収3割前後の手数料を払う
- 例:内定者の年収800万円の場合→手数料240-280万円をエージェントに支払う
上記のとおり、なんと、転職サイトに募集広告を出すだけで、30万円もかかってしまいます。更に転職エージェントを利用した場合には、その何倍もの経費がかかるのです。
上記の予算金額をもとに、企業の採用活動を「経費がかからない順番」で並べると、次のような並び順に。
- 自社HPでの募集
- 転職サイト
- 転職エージェント
人材紹介業者への手数料を払わなくても、候補者をゲットする方法、それが自社HPでの採用ということになります。もうすこし金額について考察します。
同じスキルの候補者が、別の2つのルートで応募してきた場合
引き続き企業側の視点で、今度はAさんとBさんという、ほぼ同じスキルの候補者が二人いて、同じスピードで選考が進んだ場合について考えてみます。
- Aさん:自社HPの応募
- Bさん:転職エージェントでの応募
2人はほぼ同じスピードで選考が進み、スキルも年齢も似たような感じです。採用枠が1名の場合、企業側は、「どちらか1人を選ぶ」ことになります。
例えばここで、転職エージェント経由で応募してきたBさんを採用するとします。その場合、Bさんの年収の3割前後の手数料を、企業側が転職エージェントに払わなくてはなりません。
仮にオファー金額が、年収800万円とすれば、約240万円が手数料として取られるのです。一方、自社HPで自己応募してきたAさんを採用する場合、人材紹介会社を経由していないので、手数料はかかりません(0円)。
つまり、AさんとBさんの採用時に企業側が支払う手数料だけを比較すると、以下の通り。
- Aさん:自社HPの応募(0円)
- Bさん:転職エージェントでの応募(240万円)
それでは、AさんとBさんのスキルがほぼ同じだった場合、企業としては、どちらに内定(オファー)を出すと思いますか?
人事担当者としては、部門の予算を最小限に抑えた上で、良い人材を採用する方法を選択することが求められるのではないでしょうか。もちろん社員を1人採用する時には、手数料だけではなく、他の経費もかかっちゃいます。
つまり、この場合、会社にとって最もお得な方法は、「自社HPで応募してきたAさんを採用する」ことだと言えます。Aさんと比べて、採用経費が追加で240万円もかかるBさんを採用するには、余程の理由が必要になってくることが、容易に想像できます。
こうして「採用経費」という点で考えると、最も効率が良い方法は、「会社のHPから応募」と言えます。
とはいえ、エージェントさんからの案件も多少は応募して、関係を保っておきたいですが、「これ」という案件は自分で応募した方が、内定の確率は高まることが、ここから判断できます。
採用活動は相対評価
ここで覚えておきたいのは、採用は絶対評価ではなく、「他者との比較によって決まる」という点です。
例えば、「学歴が高く、一流企業の職歴があり、年齢は20代前半の人(Cさん)」がいたとします。どんな方法で転職活動をしても、すぐにオファーが出るような感じですね。
一方、「学歴は微妙で、三流企業の職歴があり、年齢30代半ばの人(Dさん)」も転職しようとしています。まとめるとこんな感じ。
- Cさん:学歴が高く、一流企業の職歴があり、年齢は20代前半
- Dさん:学歴は微妙、三流企業の職歴があり、年齢は30代半ば
Cさんはすぐに転職先が見つかりそうなので良しとして、ここでDさんが頭に入れておくべきなのは、自分以外の候補者がどんなスペックか、という点です。
他の応募者の何割かに、Cさんのような高スペックの人がいた場合、Dさんの能力以前の問題で、結構劣勢になってしまうという認識が必要です。
そんな状況でDさんが、採用経費がかさむエージェント経由で応募してしまうと、「いつまでたってもオファーが出ない!」ということにもなりかねません。
というわけで、採用活動では、常に他の候補者と比較のうえ決定されることを念頭に置き、少しでも不利な要素は排除したいですね。
LinkedInを使ってみた結果
最近はLinkedIn(リンクトイン)というビジネス系SNSで、自分の履歴書を晒しておくと、企業側(人事担当者や転職エージェント)がコンタクトをしてくるケースも多いです。
LinkedInは、興味のある会社の採用情報を、毎日受信するよう設定が可能。これはとても便利なので、各社の情報が自分に流れる仕組みは作っておいて損は無いです。
転職先を探すなら、とりあえずLinkedInに登録して、履歴書を公開しておくのは常識になっています。こうしておけば、自分でも情報を取りながら、企業側からのアプローチも受けることができます。
感想:紹介される案件はいまいち
ただし、実際に使ってみた実感としては、LinkedInでコンタクトが来る案件は、あまり良い案件ではなかったです。
筆者の体験談ですが、ある会社の人事担当者から、LinkedInとビズリーチの両方で、同時期にコンタクトが来たことがありました。同じ会社の別の担当者です。両方に目を通した結果、ビズリーチで連絡をくれた担当者と話を進めました。
なぜなら、それぞれ提示された役職が、LinkedInとビズリーチで1ランク違ったのです。LinkedInで連絡をくれた担当者の方が、1ランク低いポジションを提示してきました。
このポジションの違いの理由は、よく分かりませんが、もしかしたら、筆者がLinkedInでの経歴をあまり詳しく書いていなかったからかもしれません。笑
そんなわけで他のケースも含め、筆者はLinkedInで企業からコンタクトが来ても、魅力的な案件に出会ったことがないです。ゆえに、今までにLinkedInで連絡をもらっても、応募に至っていません。
結論:情報を取るプラットフォームとして便利
それでもLinkedInが便利な理由、それはアラート機能です。フォローした企業の採用情報を、毎日ピックアップしてくれるのです。企業によっては、HPに載せていない採用情報を、LinkedInに最初に流すケースも結構あります。
ここで、「自社HP」と「LinkedIn」での、採用情報の出方に注目してみると、次のような面白い結果になりました。(〇:掲載アリ、X:掲載無し)
上の表を見ると、A社は自社HPにのみ採用情報を掲載、B社はLinkedInにのみ掲載。このように、「どちらか一方に掲載」という会社が半分以上だったのです。
C社のように、両方に掲載する会社もありますが、両方のプラットフォームを常時アップデートしている会社は、少数派のようでした。
ということで、自社HPに掲載して、LinkedInに掲載していない場合もあれば、その逆でHPに載せていなくて、LinkedInでだけ見つかる情報もあったり、両方のプラットフォームで情報が掲載されている場合もあります。
つまり、自社HPとLinkedInは、両方定期的に見る必要があります。それぞれどちらかしか一方だけでは、取れない情報が出てきちゃいます。特に人気のある求人は、一瞬で募集終了してしまうことも。
チャンスを逃さないよう、行きたい会社のHPは定期的に見に行き、そしてLinkedInのアラートを設定しておきましょう。
転職サイト・転職エージェントに登録しておく
転職サイト・転職エージェント(人材紹介会社)も、できるだけ登録しておくと、情報が取りやすいです。
筆者が実際に使ってみて、最も情報の質が良かった転職サイトは、日経キャリアネットでした。ただ物理的に、その時点で転職市場に出回っている情報を、1社の転職サイトですべてキャッチすることは難しいので、他のサイトも、情報量を確保するために登録しておくと良いと思いました。
また、企業側は採用情報を流すにあたり、予算によって、段階的に各プラットフォームに載せている場合があるようです。具体的には、下記のようなイメージ。
- 自社HPまたはLinkedInに掲載する
- その後状況を見て、段階的に転職サイト・転職コミュニティに掲載する
- その後状況を見て、段階的に転職エージェントに依頼する
会社によっては、自社HPやLinkedInで人が集まらなかった場合、または良い人材を確保できなかった場合、転職サイトや転職コミュニティに情報を流し、候補者の確保を行っているようです。
それでも集まらない場合、転職エージェントに情報を流しているようでした。この中で、転職エージェントが一番最後に来る理由は、なぜでしょうか?そう、冒頭で考察した通り、手数料が莫大なためです。
転職エージェントさんと定期的に連絡を取っていると、色々な話を教えてくれます。上記のような「採用情報が流れる仕組み」も、エージェントさんは当然理解してます。中には、「自分が転職活動するなら、絶対にエージェントは使わない」と断言した方も。
エージェント案件で内定は出づらくても、市場動向を知る上では、プロのエージェントさんはとても頼りになります。筆者はエージェントさんが会ってくれる限りはお会いし、定期的に連絡を取り、情報交換させてもらっていました。
採用プラットフォームによる年収の違い
ちなみに応募媒体は、年収にも影響する可能性があります。
筆者のいた外資系企業では、自社HPの募集要項に「想定年収」は記載していませんでした。一方、転職サイト・転職コミュニティに出す募集要項では、想定年収を書いていました。
更に転職サイト・転職コミュニティでの年収レンジは、実際よりも少し低めに設定されていたのです。場合によっては、筆者がもらっていた給与の半額ぐらいに見える書き方だったので、驚きました。
もちろん、全ての会社がこれに当てはまるとは思いませんし、正直な金額を書いている会社も世の中にはたくさんあるはず!
ただ、まずは自社HP・LinkedInの募集段階で情報をキャッチしておけば、高めのオファーが得られる場合もあると言えるのではないでしょうか。
ビズリーチの最適な使い方とは
ビズリーチは、求職者が無料で登録して、自分の履歴書を晒しておき、企業側(人事担当者やエージェント)からのアプローチを待つことができる転職サイト。
この時に企業から送られてくるスカウトメールも、無料で送ることができる「スカウトメール」に加えて、「プラチナスカウト」など有料のものがあります。もちろん、求職者が応募案件を探して応募することも可能。
ここまではだいたい普通の転職サイトですが、ビズリーチの特徴として、有料プランを選ぶと、リーチできる情報量が増える、といった点があります。料金は、一か月3000円ちょっと。
筆者は転職先を探していた時、この有料プランを使ってみたことがあります。その結果、「ビズリーチの最適な使い方は、無料プランで履歴書を晒し、プラチナスカウトを待つ」だと実感しました。その理由について、体験談を元に書いていきます。
まず求職者が有料プランに入ると、エージェントからのスカウトメールや、自分の希望条件と合う案件が見れるようになります。ただそれらの情報は、実は他の転職サイトから取れるものも多いのです。(筆者調べ)
またエージェントから送られてくるスカウトメールも、一人一人の履歴書を見ずに、一斉送信しているダイレクトメールだったりします。一斉送信のスカウトメールは、内容が抽象的だったするので、一目で分かります。
筆者が有料プランに入らなくても特に問題ないと思った理由を、次のようにまとめます。
- 有料プランで閲覧できる案件情報は、他の転職サイトから無料で取ることも可能な場合が散見される
- エージェントから来る一斉送信のスカウトメールは、求職者のレジュメを見ていない場合が多い
ただし、プラチナスカウト(無料プランでも閲覧可能)は重要です。求職者のレジュメを読んだ上で、企業からプラチナスカウトが送られてくることも多く、自分が貢献できそうな案件が見つかることもあるので、見逃さないようにしましょう。
あるエージェントさんに聞いたところ、プラチナスカウトは、どうやら送るだけで「1通5000円ぐらい」かかるそう。5000円となると、企業やエージェント側も「これは!」と思った候補者にしか出さないので、本気の案件が来たり、魅力的な案件が来るのだと思います。
ということで、「ビズリーチの最適な使い方は、無料プランで履歴書を晒し、プラチナスカウトを待つ」だと考えます。ビズリーチも是非登録しておきましょう。レジュメはしっかりと書いてサイト内で晒し、無料プランで継続しながら、プラチナスカウトを待つのが吉だと思います。
縁故採用・リファーラルの体験談
そして外資系企業で意外と多いのが、「縁故採用」。「このポジションに誰か良い人いない?」「この人はどう?」みたいな感じで、知り合いで転職希望者を紹介する場合もあります。
実際に外資系企業で働いていると、「このポジションにこういう人を探してるんだけど、誰か知り合いいたら教えて!」といったメールが、人事担当者からカジュアルに送られてくることもよくありました。
また、コンフィデンシャルな案件の担当者を探す時なども、社員の知り合いを探して、ポジションを埋めていました。人材を探していても、理由があって公募しない場合もあるのです。
「候補者の推薦システム」が社内にあり、そのポジションにふさわしい知り合いを紹介し、その人が選考に合格・入社したら、推薦者に現金がもらえる、という会社も。もちろん推薦時には、根拠のある推薦文を英語で書く必要があります。
更には、筆者が退職する時に「あなたの後任で、誰かいい人がいたら教えて」と、上司から頼まれたことも。採用面接で、面接の最後に「他のポジションも空いてるから、君の知り合いでウチに興味ある人いたら教えて」と言われたこともありました。
こうした縁故採用は、外資系企業では「リファーラル」とも呼ばれます。こういった機会に自分を推薦してもらうために、次のポイントを押さえておきましょう。
- 周りの人に、自分が転職先を探していることを伝えておく
- 業界内の「顔が広い人」と、繋がりを持っておく
もちろん、普段から推薦したくなるような仕事っぷりであることも必要ですが、まずは「転職先を探している」と周囲の人に伝えておくこと。そして、転職情報が集まるような顔が広い人とも、ある程度つながりを持っておくのもポイントです。
つながりを持つ方法として、筆者の場合は、仕事で知り合った同世代の人たちと、時々連絡を取り合って情報交換してます。長年、航空業界にいたのですが、他の業界と比べて仲間意識が強いので、定期的にとは行かなくても、忘れた頃ぐらいに連絡取っています!
リファーラルで注意したいこと①:推薦者
このように、一見便利で安心感があるリファーラル制度。推薦者側にとっても、win-winの制度に見えますが、注意点もあります。
この制度を利用する場合に注意したいのは、候補者の入社後の言動によっては、推薦者が社内で信頼を失う可能性もあるということ。
「この人なら何があっても間違いない」と自信を持って言える人、また「有事の際の責任は自分が取る」と思えるぐらい、絶対的な信頼がおける人だけを紹介する方が良いかもしれません。
リファーラルで注意したいこと②:推薦者&候補者
筆者の友人の体験で、仕事を探している候補者を社内に推薦して、無事入社に至ったことがありました。
その時はお互いハッピーだったのですが、候補者が実際に新しい職場に入ってみると、上司との関係があまり上手くいかなかったのだとか。そして新しい職場にも馴染むことができず、しばらくすると病気で休職してしまったのです。
元々は良好な関係だった候補者と推薦者の2人。推薦者は、候補者のために良かれと思って仕事を紹介したそうです。それでも、候補者が会社に来れなくなってしまったことで、この2人の関係も、ちょっと疎遠になってしまったのだとか。
推薦者である友人は、「リファーラルは本当に難しい」とため息をついてました。そして、「もう二度と誰かを推薦することはないと思う」とも言っていました。
誰かを紹介する時は、その人の職歴や年齢だけでなく、性格的なマッチングや、長期的な観点でのフィット感も見ることが必要かもしれません。責任重大ですね。
最近増えてきた「リファーラル」は、実際にはこんなケースもあるようです。もちろん、ちゃんと上手く行くケースもたくさんあるとは思いますが、利用する際は、こういった点もご注意ください!
募集が出ていなくても履歴書を送る!?
これは元人事の知り合いに教えてもらったのですが、海外では「募集が出ていなくても、行きたい会社に履歴書を送る」という手法がよくあるのだそう。
日本では、「採用情報を見てから応募」という手順が浸透していますが、海外はとりあえず履歴書を送っちゃうパターンもよくあるのです。ゆえに、外資系企業であれば、本来こういうアプローチも有効なはず。
この手法は、採用経費がかからない上に、ライバルがほとんどいないため、「そのポジションに空きがあれば」かなり有効です。ただ送った時点で、ポジションに空きがない場合も多いと思いますので、その時は諦めて次に行きましょう!
筆者は一度だけ、転職活動中にある企業ニュースを見て、前から行きたかった会社だったこともあり、海外の本社に「このニュースを見ました、もし御社がこういう人を探していたら、私に声をかけてください」と手紙を書いたことがあります。
レジュメを送った後は、すっかり忘れていたのですが、何と返事が来ました。「あいにく希望のポジションは無いけど、別のポジションで募集する予定はあるから、よかったら応募してね」とのこと。でもその募集要項は、希望と少し違ったので、応募しませんでした。笑
ということで、転職したいタイミングで、自分の行きたい会社が募集をかけていない場合も、人生にはよくあります。募集が無いなら仕方ない、と諦められるならOKですが、「ダメ元で、希望ポジションを書いて履歴書を送る」というのもアリだと思います!
返事はあまり期待しない方がいいかも知れませんが、こうした行動が未来を切り開き、希望の転職につながることもあるはず。頑張って!
まとめ
以上、外資系企業への転職経験を元に、「企業側の視点で見た採用活動とは、LinkedIn・ビズリーチの効果的な使い方、縁故採用・リファーラルで注意したいこと、募集が無くても履歴書を送って良いのかどうか」について、体験談を書かせていただきました。
転職関連は、オンライン上にたくさんの情報が氾濫してます。いったい何が正しいのかよく分からくなっちゃうこともありますが、「お金の流れ」を見極めながら、情報も取捨選択して行くのがポイントかもしれません。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。読者の方の参考にしていただき、ハッピーな転職につなげていただければ幸いです。
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