料金比較:オンライン英会話教室の選び方とは?大人向け・ビジネス英語 | mikolog

料金比較:オンライン英会話教室の選び方とは?大人向け・ビジネス英語

英語・転職・外資系

英会話は、今やビジネスパーソンの必須スキルですよね。仕事の専門分野と、英語力(TOEIC800程度)があれば、年収アップにつながります。そして英語のアウトプットを練習するには、やはりオンライン英会話教室が便利。

最近は、手軽に始められるオンライン英会話教室が色々あるものの、「どれが良いの?」とか、「たくさんありすぎて、よく分からない」という人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、30代~40代の大人のあなたに向けて、「ビジネス英会話を毎日練習するなら、どこがおすすめ?」というテーマで、オンライン英会話教室の選び方となるポイント、特に料金・教材・講師の部分を徹底的に比較してみました。

また、筆者が実際にレッスンを受けた結果「読者の方にはおすすめできない」と思った会社も約3社ありました。この記事では、そうした会社はご紹介していません。「ここなら、読者の方におすすめできる」というオンライン英会話のみをご紹介します。

この記事を書いている人は、TOEICスコア935点で、外資系企業でマネジメントなどをやっていた人。英語での実務経験があるので、実用的なレッスンや、受講者にとっての良いレッスンが判断できます。

これを読めば、実用的で効率の良いオンライン英会話教室が分かっちゃいます。早速読んでみましょう。

①Bizmates(ビズメイツ)

オンライン英会話 Bizmates(ビズメイツ)は、ビジネスに特化した、日本発のオンライン英会話教室です。

レッスンの特徴は、以下の通り。

  • 教材:オリジナル教材
  • 講師:フィリピン人。ビジネス経験のある先生
  • レッスン:朝5:00~夜12:55までの間
  • 料金:毎日25分/月13,200円(税込み)

このように、何といっても「ビジネス英会話に特化している」という点が特徴です。仕事で英語を使う機会がある大人の我々にとっては、最短距離でビジネス英語が身に付けられて、とても効率的。

また、筆者が良いと思うビズメイツの特徴の一つは、講師が「ビジネス経験のある先生」である点です。同社によると、講師は基本的にビジネス経験がある人を採用しているのだそう。

大人が仕事で英語を使うなら、「大学から英語教師一筋〇〇年の先生」や、「アルバイトの先生」もいいけど、やっぱり「ビジネス歴がある先生」にみてもらいたい、という人も多いのではないでしょうか。そんな方には、ビズメイツがとてもおすすめです。

Bizmates(ビズメイツ):受講した感想

筆者が実際に受講した感想は、次の通りです。

  • 教材で、「ビジネスの場面で日本人が陥りやすいミスと、その改善例」などが示されているのが良い
  • 全員ビジネス経験者で、マチュアな雰囲気
  • 自分のレベルに合わせて、講師がレベル分けをしてくれるので安心感がある
  • クラス分けは、若干厳しめの印象

このように、教材の内容が日本人向けになっていて、日本人のよくある間違いや、その改善点が示されているのが良いです。内容もとても実用的だったので、学習者なら絶対頭に入れておきたい内容ばかり。

講師の先生もビジネス経験があって、マチュアな雰囲気です。初回で先生が、受講者のレベルに合わせてクラス分けしてくれるのですが、「評価は若干厳しめだな」とは思いました。

と言っても語学学習に終わりはありません。「TOEIC900はやっとスタートライン。コツコツ勉強しよう!」というモチベーションになりました。

このプログラムを継続すれば、ビジネスの場面での英語は、ある程度場数を踏むことができると思います。同社は現在、初回無料体験レッスンを行っているよう。

総合的に見てビズメイツは、「効率的にビジネス英語を練習できる」という実感です。ビジネスの場面で英語を使う人には、おすすめ。

②レアジョブ

レアジョブ英会話は、2007年設立の日本のオンライン英会話教室。2020年には、東証一部上場を果たしているのだそう。

同社によると社名「レアジョブ」には、「英語を身に付けて『レアなジョブ』をつかもう」という思いが込められているのだとか。素敵な由来ですね!

レアジョブでは次のように、日常英会話はもちろん、ビジネスパーソン向けの英会話も充実しています。

  • 教材:オリジナル教材。日常英会話、ビジネス英語、ディスカッション、文法など多種多様
  • 講師:フィリピン人。6000人以上が在籍、うち上位10%がビジネス英会話担当
  • レッスン:朝6時~深夜1時までの間
  • 料金:ビジネス英会話/毎日25分/月10,780円(税込み)

講師は、フィリピン人の先生が6000人以上在籍。さらにその中で、上位10%の講師を「ビジネス英会話」の講師に配置しているのだそう。

筆者がその「上位10%」の評価基準をカウンセリングで確認したところ、どうやら「お客様からの評判をもとに判断している」とのこと。確かに、現場の受講者からの評判が良い先生なら、安心してビジネス英語を学べますね。

レアジョブ:受講した感想

次に、実際にビジネス英会話のレッスンを受講してみた感想です。

  • 先生がベテランで、受講者に合わせたレッスンをしてくれる
  • 教材は、初心者レベル~高レベルまでそろっており、内容も実用的
  • HPに掲載されている「ビジネス英語コラム」のレベルが高く、勉強になる

このように、まずは先生がベテランで安心感があります。

別の会社の話ですが、若い20歳ぐらいの先生がマニュアル通りに進めようと頑張っているのを見ると、筆者は「私がカリキュラムを頑張ってこなさなきゃ」という変なプレッシャー(?)になってしまうことがあります。

一方、レアジョブの先生はそういった雰囲気ではなく、英語に集中できる雰囲気。さすがベテランだけありますよね。とても良かったです。

内容も初心者向け~レベル高めのビジネス英会話までそろっていて、実用的。筆者が面白かったレッスンは、時事問題を英語でディスカッションする、というもの。

その他にも、受講者のレベルに合わせたカリキュラムがたくさんあるので、レッスンを続けてステップアップすれば、ビジネス英語アウトプットの練習ができます。

また、同社HPのコラムでは「学校では教えてくれないビジネス英語」が学べるので、英語学習者は必読です。ビジネス英語を学ぶなら、レアジョブおすすめ!

③Hanaso

次は、オンライン英会話 hanasoをご紹介します。運営会社は、株式会社アンフープという静岡の会社なのだそう。

hanasoの特徴は、次の通りです。

  • 教材:オリジナル教材。オンライン予備校『スタディサプリ』の関正生先生が監修している
  • 講師:フィリピン人。有名大学出身者や、英語力、人柄の優れた先生が採用されている
  • 料金:毎日プラン/毎日25分/月6,578円(税込み)
  • その他:ユーザーの満足度93%(2020年、同社調べ)

hanasoが他のオンライン英会話教室と異なる点は、まずは教材へのこだわりではないでしょうか。教材は初心者向けの日常英会話コースから、ビジネス英語、TOEIC対策までバリエーション豊富。さらに、『スタディサプリ』の関正生先生が監修しているのだそう。

また、講師のレベルにもこだわりがあります。同社HPによると、フィリピン人の先生は、有名大学出身者をメインに在籍しており、英語力、人柄も含めて講師として相応しい先生が採用されているとのこと。

「ユーザーの満足度93%」というスコアも、すごいですよね。実際にレッスンを受けてみました。

Hanaso:受講した感想

hanasoのレッスンを受講した感想は、次の通りです。

  • 先生は落ち着いた雰囲気の方が多く、安心して受講できる
  • 教材の要所要所にある「関先生のワンポイントアドバイス」が良い
  • ビジネスの場面に即した会話が練習できて実用的
  • サイトが使いやすい

教材は、オンライン英会話によくある、英語でフレーズを何度も復習する内容がメインですが、要所要所で「関先生のワンポイントアドバイス」が日本語で補足されているのが分かりやすいです。英語フレーズを口に出す練習だけでなく、理論を日本語で勉強できます。

また、講師の先生も落ち着いた雰囲気の方が多く、大人のビジネスパーソンが安心して受講できる体制。レッスン後の先生からのコメントも、一人一人考えて送ってくれているのが分かり、「ユーザー満足度が高い」というのも納得です。

個人的には、hanasoのサイトが使いやすくて好みです。色使いや構成があまりうるさくなく、「ギラギラしていない」サイトなので、毎日使うのにぴったり。

④ネイティブキャンプ

続いてのおすすめは、ネイティブキャンプです。

  • 教材:オリジナル教材。初心者向け、ビジネス向け、カランメソッドなどバリエーション豊富
  • 講師:世界約135か国の先生が在籍している
  • レッスン:1回25分、回数無制限、24時間予約不要、アプリからも受講可能
  • 料金:プレミアムプラン/月6,480円(税込み)
  • その他:日本人カウンセラーが在籍し、定期的に相談できる

ネイティブキャンプは、2015年設立、日本発オンライン英会話教室です。何と言っても、「安い、早い、回数無制限」のレッスンが特徴。予約不要というのは、忙しい現代人にとっては助かりますよね。

そのうえ月額6,480円(税込み)というのは、ちょっと驚きの価格帯ではないでしょうか。

教材は、その日学習したい教材を、自分で選んで先生と一緒に進めていく方式。日本人カウンセラーに相談もでき、進め方やカリキュラムなどについてのアドバイスが受けられます。(毎月1回無料)

筆者がレッスンを受けた感想としては、「先生が明るくて、楽しい!」でした。また、カリキュラムにある会話内容を何回も何回も練習できるので、しっかり頭に入りました。

ネイティブキャンプ:受講した感想

次に、ネイティブキャンプを実際に利用してみた個人的な感想も、以下に書いておきます。

  • 予約不要システムなので、時間帯を問わず利用しやすい
  • 先生が発音などをしっかり見てくれて、間違いを訂正してくれた
  • 無料体験レッスンでも、クレジットカードの登録が求められる
  • 一回分のカリキュラムががっちり組まれているので、先生の気持ちになって「ちゃんと時間内に終わらせなきゃ」と思ってしまう

まず、予約不要で時間帯を問わずリーチしやすいのがとても便利。先生は若い方が多い印象ですが、発音などしっかり指摘してくれたので、学校の英語の授業みたいな緊張感がありました。

また、無料体験レッスンの段階でも、クレジットカードの登録が求められます。そのまま有料会員に移行する方は問題ないですが、「もう少し検討したい」という場合は、ご注意を。

レッスンは基本的に、「1回分のカリキュラムがきっちり決まっている」という印象です。こうした「言うべきことがある程度決まっている」レッスンは、全く話せない初心者におすすめです。

一方、ある程度英語に慣れている人は、「フリートーク」などの自由度の高いレッスンなどを選択した方がいいかもしれません。

総合的に見て、「とにかく安く、いつでも、どこでも英会話が練習できる環境が欲しい」という方には、ネイティブキャンプは良い選択肢だと思います。

現在、無料体験レッスンを実施中で、なんと7日間受け放題のようです。(すごい!)

4社の料金比較

ここで、選び方の指標の一つとなる「料金」について、4社を比較してみます。(価格はすべて税込み)

各社ともプランがいくつかありますが、今回は「ビジネス英会話を毎日練習する」ことを念頭に置いた比較になっています。

このように比較してみた結果、料金は上から高い順番に並んでいます。

またタイミングによっては、「半額キャンペーン」などを行っている会社もあるようです。チェックしてみてください!

まとめ

以上、30代~40代の大人のあなたに向けて、「ビジネス英会話を毎日練習するなら、どこがおすすめ?」というテーマで、オンライン英会話教室の選び方となるポイント、特に料金・教材・講師などを徹底的に比較してみました。

筆者は、この4社であればだいたい間違いはないと思います。あとは、合う・合わないもあるので、気になった会社の体験レッスンを一度受けてみてはいかがでしょうか。初回レッスンは、無料で体験できる会社も多いです。

ただ、忘れてはならないのが、英会話教室「だけ」では、なかなか話せるまでには道のりが長いという点。ある程度英語をインプットした人が、実戦練習の場として利用するのが、英会話教室との効果的なお付き合いだと筆者は考えます。

「えっ!じゃあどうすれば話せるようになるの?」と思った方は、独学で英語の会話力を上げるには?スピーキングの鍛え方のコツ教えますをご参照ください。

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

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